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モバイルルーターとポケットWiFiに違いは無い!?

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モバイルルーターとポケットWiFiでは何が違うの?

外出時ノートパソコンやタブレットをインターネットに繋ぐのに、
モバイルルーターやポケットWiFiを使っている人も多いと思います。

でもどちらも、タブレットなどの機器とはWiFi接続して基地局と電波のやり取りを
することでインターネットに繋がる、という同じような機能を持っていますよね。

じゃあモバイルルーターとポケットWiFiの違いって何なのでしょうか?

実はモバイルルーターとポケットWiFiって、
利用する電波や細かい機能の違いはありますが、基本的には同じものなんです。

モバイルルーターはデータ通信専用の小型通信端末の総称で、
ポケットWiFiはソフトバンク及びワイモバイルの商品名です。

ですからポケットWiFiはモバイルルーターの一種であり、
ソフトバンクやワイモバイルが取り扱っているものだけを指しているんですね。

実際、ソフトバンクの公式サイトには登録商標に関するページがあり、その中に
「お父さん犬」や「ふてにゃん」のロゴと並んで「Pocket WiFi」も掲載されています。

また特許庁のサイトでも、ポケットWiFiに関した商標が5つソフトバンクによって
登録されていることが確認できます。

またソフトバンクやワイモバイルの公式サイトで製品のページを見ると、
モバイルルーターには全て「Pocket WiFi」という名称が使われていますよ。

WiMAXやドコモのモバイルルーターにも名称がある

モバイルルーターに独自の名称を付けているのは
ソフトバンクやワイモバイルだけではありません。

自社の回線を使ったサービスを行っている「UQWiMAX」や「ドコモ」でも、馴染みは
薄いかもしれませんが、モバイルルーターに独自の名称が付けられているんです。

例えばWiMAXの場合は、一部のホームルーターを除いて、
ほとんど製品に「Speed Wi-Fi」という名称が使われています。

ちなみにこの「Speed Wi-Fi」という名称は、
WiMAXの回線事業者であるUQWiMAXによって商標登録されています。

ドコモの場合は「Wi-Fi STATION」が登録商標で、
取り扱っているモバイルルーターにはすべてこの名称が付けられています。

ポケットWiFiだけ知名度が高すぎますが、位置付けとしては
WiMAXのSpeed Wi-FiやドコモのWi-Fi STATIONと同じなんですね。

とは言え、WiMAXを取り扱う店舗やドコモショップで「ポケットWiFiが欲しい」
と言って通じないかというと、そんなこともありません。

もちろん苦笑いで訂正はされるかもしれませんが、
それぞれが取り扱っているモバイルルーターをちゃんと紹介してくれるはずですよ。

ポケットWiFiが一般名詞のように使われるのは何故?

ソフトバンクの登録商標であるポケットWiFiが、
モバイルルーターと同じ一般名詞のように使われているのはどうしてなのでしょうか?

2009年に「イーモバイル」という会社が、
日本で初めて無線で使えるモバイルルーターを発売しました。

それまでのモバイルルーターは、パソコンにUSB接続して使うもので、
WiFiで複数の機器を接続することができなかったんです。

ところがイーモバイルが発売した「Pocket WiFi D25HW」というモバイルルーターは、
USB接続不要でWiFiによって複数の機器を接続することができたんです。

当時のビジネスパーソンを中心に瞬く間に大人気となり、
「モバイルルーター=ポケットWiFi」という認識が広まったというわけです。

イーモバイルはその後PHSの会社だった「ウィルコム」と合併するなど
紆余曲折を経てソフトバンク傘下となり、現在のワイモバイルとなっています。

ポケットWiFiという商標も、イーモバイルからワイモバイルへと移り、
現在はソフトバンクが管理する形になっているんですね。

実はこうした一企業の商品名が一般名詞化するのは珍しいことではなく、他にも
 ・サランラップ(旭化成、食品用ラップフィルム)
 ・ウォシュレット(TOTO、シャワートイレ)
などがあります。

また日本だけでなく海外でも同じようなことがあり、東南アジアでは二輪バイクが
「ホンダ」、トラクターなどの農業機械が「クボタ」と呼ばれることがあるそうです。

モバイルルーターと無線LANルーターの違いは?

モバイルルーターやポケットWiFiと同じようにWiFi接続ができる機器として
「無線LANルーター」というものもありますよね。

「WiFiルーター」なんて言われることもありますが、
ではモバイルルーターとこの無線LANルーターでは何が違うのでしょうか?

モバイルルーターは契約した通信会社の基地局と直接データのやり取りをするので、
スマホなどをWiFi接続するだけでインターネットが使えます。

対して無線LANルーターは基地局とのデータのやり取りができないので、
それだけだとスマホなどをWiFi接続してもインターネットを使うことができません。

光回線やADSLといった親回線に無線LANルーターを繋ぐことで、
初めてインターネット使えるようになるわけです。

また無線LANルーターは、基地局とのやり取りができないことに加えてバッテリーも
搭載されていないので、持ち運んで外出先で使うこともできないんですね。

なのでモバイルルーターと無線LANルーターでは、名前こそ似ていますが、
機能や使い方は全く違いますよ。

モバイルルーターのサービス内容はどう違う?

モバイルルーターとポケットWiFiは呼び方の違いだけで同じものですが、
提供元が違うだけにさすがにサービス内容は全くの別物です。

料金も違えば、利用する回線が違いますから対応エリアの広さも違いますし、
通信制限の内容も違っています。

そこで、ワイモバイル・WiMAX・ドコモそれぞれのモバイルルーターの
サービス内容について違いを詳しく見ていきましょう。

ちなみに、ソフトバンクはワイモバイルの制限付きプランと内容が同じですし、
auはWiMAXの代理店のようになっており独自のサービスは行っていません。
(auとUQWiMAXは同じKDDIグループ)

料金はドコモが断トツで高い

モバイルルーターだけでなくスマホにしても光回線にしても、
こうした通信サービスを利用する場合にはまず料金が気になりますよね。

まずワイモバイルの料金ですが、使える通信量によって違い
 ・月間5GB・・・2,480円
 ・月間7GB・・・3,696円
 ・通信量無制限・・・4,380円
となっています。

WiMAXは、月間5GBプランがありませんが、
月間7GBと無制限プランについてはワイモバイルと料金は同じです。

対してドコモは、基本料金こそ安いですが、パケットパックがスマホと同じなので
 ・ベーシックパック(~1GB)・・・4,300円
 ・ベーシックパック(~3GB)・・・5,400円
 ・ベーシックパック(~5GB)・・・6,400円
 ・ベーシックパック(~20GB)・・・8,400円
 ・ウルトラデータLパック(20GB)・・・7,400円
 ・ウルトラデータLLパック(30GB)・・・9,400円
となります。

ドコモで月間1GBまでしか使えないプランが、ワイモバイルやWiMAXの
無制限プランとほぼ同じですから、ドコモの料金は断トツに高いんですね。

WiMAXはもっと安く使える?

先にも書いたように、WiMAXの基本的な料金は
 ・月間7GB・・・3,696円
 ・通信量無制限・・・4,380円
でワイモバイルと同じです。

ところがWiMAXには、
回線事業者であるUQWiMAXを含めて約20ものプロバイダがあります。

そのプロバイダの中には、
割引キャンペーンなどで月額料金が安くなっているところもあるんです。

例えば「カシモWiMAX」というプロバイダなら
 ・月間7GB・・・2,680円
 ・通信量無制限・・・3,380円
といずれのプランも通常より1,000円ほど安くなっています。

カシモWiMAX以外にも、月間7GBのプランが2,000円台、
無制限プランが3,000円台で使えるプロバイダがいくつかあります。

基本的にはワイモバイルと料金は同じですが、こうしたプロバイダを利用すれば
WiMAXの方がよりお得ってことになりますね。

ただし、こうしたプロバイダの多くは、
割引キャンペーンで料金が安くなっている場合がほとんどです。

2年あるいは3年経ってキャンペーン対象期間が終了すると、
料金が高くなることもあるので注意してください。

対応エリアはドコモが断トツで広い

料金はドコモが断トツで高かったんですが、
対応エリアとなると今度はドコモが断トツで広くなっています。

ドコモのモバイルルーターは、スマホと同じドコモのLTE回線を使うので、
対応エリアもスマホと同じで日本全国となります。

ワイモバイルも基本的にはソフトバンクのLTE回線を使いますから、
対応エリアの広さではドコモに引けを取りません。

しかしワイモバイルでソフトバンクのLTE回線を使うのは、
月間5GBや7GBといった制限付きのプランを利用する場合だけです。

通信量無制限のプランを利用する場合は、ソフトバンクのLTE回線ではなく、
「AXGP」という回線を使います。

このAXGPは、比較的新しい回線だけに、通信量が無制限で使える反面
基地局などの整備が進んでおらず、対応エリアが非常に狭くなっています。

ワイモバイルの公式サイトにあるエリアマップを見ると、関東はそれなりに広いんですが、
関東以外の地域では都市部と幹線道路沿いぐらいでしか使えません。

郊外やいわゆる田舎と言われるような地域ははほとんどエリア外ですから、
使いたくても使えないんですね。

WiMAXは「WiMAX2+」という回線を使うんですが、
AXGPよりも基地局の整備が進んでおり、ほぼ日本全国で使うことができます。

ただしドコモのLTE回線に比べると対応エリアは狭く、
一部の山間部や離島などでは使うことができません。

WiMAXはauのLTE回線も使えるが・・・

先にも少し書きましたが、
WiMAXの回線事業者であるUQWiMAXはauと同じKDDIグループの会社です。

なので実はWiMAXでもauのLTE回線が使えるようになっています。

対応端末で通信モードを「ハイスピードプラスエリアモード」に切り替えることで、
WiMAX2+ではなく、auのLTE回線で通信することができます。

一見便利なんですが、非常にクセのあるサービスなんです。

まずハイスピードプラスエリアモードを使うには、
月額1,005円のオプション料金を払わないといけません。

オプション料金を払うのは使った月だけですが、
別途料金が発生するということに変わりはありません。

ちなみにプロバイダによっては、契約期間を2年ではなく3年あるいは4年にすることで
ハイスピードプラスエリアモードが無料で使えるようになります。

またハイスピードプラスエリアモードを使うと、
その月の通信量が7GBに制限されてしまいます。

auのLTE回線の通信量が7GBに制限されるならまだ良いんですが、
auのLTE回線とWiMAXの合計通信量が7GBまでとなります。

これは料金プランに関係ありませんから、
無制限プランを利用していても合計通信量が7GBを超えると制限を受けます。

ハイスピードプラスエリアモードには、対応エリアが広がるというメリットがあるものの、
通信量が7GBに制限されるというデメリットもあるということですね。

ドコモには3日間の制限が無い

通信制限については、月間通信量をオーバーすると
通信速度が大幅に落ちてしまうというのは3つとも同じです。

月間通信量オーバーによる制限時の通信速度が、
ガラケー並の最大128Kbpsというのも共通しています。

違うのは3日間の制限があるかどうかです。

ワイモバイルとWiMAXには、3日間で10GB以上通信量を使うと
通信速度が大幅に落ちるという制限が設けられています。

以前はドコモにも3日間の制限があったんですが、現在は撤廃されており、
ドコモには3日間の制限がありません。

ワイモバイルとWiMAXの3日間制限は気にしなくて良い?

ドコモには3日間制限が無く、ワイモバイルとWiMAXにはありますから、
3日間の制限だけで見るとドコモの使い勝手が良いということになります。

しかし実はワイモバイルとWiMAXの3日間制限って、
それほど気にする必要の無いものなんです。

気にする必要の無い理由として、
1つは3日間で使える通信量が10GBと比較的多いということが挙げられます。

動画を長時間見たりとか1日中インターネットに接続しているなどといった使い方でも
しないと、1人で使っている限りは3日間で10GBにはなかなか達しません。

それから、制限時の通信速度が1Mbps程度は出るということです。

128Kbpsだと動画はもちろん画像1枚表示するのにも時間が掛かるので、
ネットサーフィンやSNSすらまともに使えなくなってしまいます。

ところが1Mbpsぐらい出ていれば、ネットサーフィンやSNSは「少し重い」ぐらいですし、
動画も画質を標準以下に落とせば見られます。

さらに制限の期間が、以前は丸1日でしたが、現在は
 ・ワイモバイル・・・18時~翌1時の7時間
 ・WiMAX・・・18時頃~翌2時頃までの約8時間
となっています。

インターネットのゴールデンタイムと言われる時間帯ではありますが、
丸1日制限されることに比べると緩いですよね。

このようにワイモバイルとWiMAXの3日間制限は、使える通信量が多い上に、
制限時の通信速度もそれなりに速く、制限期間も短くなっています。

もちろん3日間の制限を受けることで多少不便にはなりますが、全くインターネットが
使えなくなるわけではないので、あまり気にする必要が無いというわけなんですね。

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