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電波の強いWiFiルーターなんてものは無い!?

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電波の強いWiFiルーターが欲しい!

かつてインターネットを使う際には、
回線のモデムとパソコンをLANケーブルで直で繋ぐというのが当たり前でした。

しかし最近は、インターネット接続ができる機器が増えたこともあり、
WiFi接続でインターネットを使っているという人がほとんどではないでしょうか。

ただWiFiルーターがある部屋とは違う部屋で接続しようとすると、
WiFiの電波が弱くて繋がりにくかったり繋がらなかったりすることもあるんですよね。

ちなみに、一般的には「無線LANルーター」や「無線ルーター」が正しいんですが、
ここでは分かりやすくするために「WiFiルーター」とします。

インターネットを快適に使うためには、
どんなに大きな家でも隅々まで届く電波の強いWiFiルーターが欲しいところです。

とは言え、いわゆる電波法という法律によって電波出力が規制されており、
必要以上に電波を強くすることはできません。

なので、機種によって多少の違いはあっても、
特段電波の強いWiFiルーターというものは無いんですね。

外付けアンテナがあると電波は強い?

WiFiルーターの中には、本数は違いますが、
外付けのアンテナが付いている機種がありますよね。

例えば同じバッファローのWiFiルーターでも、「WXR-1900DHP3」には
外付けアンテナが有りますが、「WZR-1750DHP2」には有りません。

では、外付けアンテナが有るとWiFiの電波がよく飛ぶなんてことがあるんでしょうか?

先にも書いたように、電波法によって出力が規制されているので、
外付けアンテナが付いているからと言って電波が強いというわけではありません。

ただ、可動式の外付けアンテナが付いていると「ビームフォーミング」が可能となります。

簡単に言うと、アンテナの向きを変えることで、
特定の方向に電波を飛ばすことができるようになるということです。

WiFiルーターの電波は、アンテナに対して垂直方向に飛んでいきます。

例えば、アンテナを真っ直ぐ立てていると横方向に、
横に寝かせると縦方向に電波が飛びやすくなります。

マンションやアパートなどの部屋のように、2階3階といった階層が無い場合は、
アンテナを立てておいた方が隅々まで電波が届きやすくなります。

一方一戸建てなどで、2階3階といった階層がある場合は、逆にアンテナを
寝かせることで上もしくは下の階まで電波が届きやすくなるというわけです。

WiFiルーターの外付けアンテナは、あくまで電波の向きを変えるためのものであり、
それがあることで電波強度が上がるというわけじゃないんですね。

WiFiルーターの選び方

電波が強くて、
家の大きさに関係無く使えるWiFiルーターという便利なものはありません。

それだけに、家の大きなに見合ったものを使わないと、
家の中でWiFiが繋がらない部屋が出てきてしまいます。

家電量販店などでWiFiルーターを見ると、箱に
 ・ワンルーム用
 ・2階建て又は3LDK用
 ・3階建て又は4LDK用
などと書かれています。

通販サイトでも、商品名のところに記載されていることもありますし、
説明欄には必ず書いているはずです。

バッファローの公式サイトでは、家の間取りごとにオススメの機種が紹介されているので、
参照するのも良いかもしれませんね。

基本的には、自分の家の間取りに合ったWiFiルーターを選ぶことで、
WiFiが繋がらない部屋ができたりすることは無いと思います。

ただ、箱などに書かれている推奨環境はあくまで目安です。

ですから3LDKの家で3LDK用のWiFiルーターを使っても、家の形状や
部屋の位置関係などによっては、WiFiが繋がらない部屋が出てこないとは言えません。

3LDK用や4LDK用のものよりワンルーム用の方が圧倒的に価格が安いです。

3LDK用4LDK用だと10,000円以上することもありますが、
小型のワンルーム用だと安いもので2,000円台で買うことができます。

なのでついつい安さに目が眩んで、自分の家の間取りより小さい推奨環境の
WiFiルーターを選んでしまうこともあるかもしれません。

しかし「大は小を兼ねる」とも言いますし、
自分の家の間取りよりも1つ大きい推奨環境のWiFiルーターを選ばないと、
快適にインターネットが使えないかもしれませんよ。

大きすぎるのも考えもの

自分の家の間取りより大きい推奨環境を持つWiFiルーターであれば、
家の隅々まで電波が届く可能性は高いです。

しかしWiFiルーターの推奨環境が自分の家の間取りより大きすぎるというのも、
少し考えものですね。

3LDKの家で4LDK用を使うぐらいは良いんですが、
ワンルームなのに3LDK用や4LDK用を使うのは止めた方が良いと思います。

ワンルームで3LDK用を使うと、隣の部屋や共用部である廊下、
場合によっては外まで電波が届いてしまうことになります。

パスワードが無ければ接続できないとは言うものの、
知らない人に「タダ乗り」されてしまう恐れがあります。

さらに悪意ある第三者に利用されると、
パソコンやスマホに不正侵入されないとも限りません。

こうしたリスクを負わないためにも、自分の家の間取りより1つ大きい推奨環境の
WiFiルーターぐらいに留めておいた方が良いですよ。

WiFiルーターを置く位置にも注意

家の間取りに合ったWiFiルーターを選んでも、
その置き場所が悪いと電波の届かない部屋が出てきてしまいます。

WiFiルーターの電波は、アンテナを中心として360℃放射状に広がっていきます。

ですから、3階建てなら2階に置くなど、
家の中央に置くことで隅々まで電波が届きやすくなるんですね。

家の端に置いてしまうと、
反対側の端の部屋ではWiFiが繋がりにくくなってしまうことがあります。

細かいことではありますが、これをするかしないかで、
家の中でインターネットが快適に使えるかどうかが決まってしまうこともあるんですよ。

「11ac」対応のものを選ぶべし

WiFiルーターの箱には、推奨環境とともに、
「11n対応」だとか「11ac対応」などと書かれています。

実はこれWiFiの規格で、繋がりやすさや通信速度を知るのに必要な指標ともなります。

11n対応のWiFiルーターだと基本的に2.4GHzの電波しか使えませんが、
11ac対応なら2.4GHzに加えて5GHzの電波も使えるようになっています。

電波の特性として、周波数が高くなるほど直進性が増して通信速度が速くなるものの、障害物の影響を受けやすくなってしまいます。

反面、周波数が低くなるほど直進も低くなり、通信速度が上がらないものの、障害物を
避けて進むことができるようになるんです。

ですから周波数の高い5GHzの電波は、通信速度が速いものの、
壁や階層を隔てると繋がりにくくなる恐れがあります。

一方周波数の低い2.4GHzの電波は、通信速度が5GHzより遅いものの、
壁や階層を隔てても繋がりやすさにあまり影響がありません。

通信速度が速いに越したことはありませんが、家の中で使うことを考えると
繋がりやすい方が良いので、2.4GHzだけで十分な気もしますよね。

ところが2.4GHzの電波って、WiFiルーター以外の電化製品にも結構使われています。

代表的なところでは「電子レンジ」「コードレス電話機」などです。

こうした2.4GHzの電波を使う機器の近くでWiFiを使うと、
電波干渉によって繋がりにくくなったり、通信速度が遅くなったりすることがあります。

5GHzの電波を使っている電化製品はほとんどありませんから、
電波干渉を受けにくく、安定して通信できます。

なので、繋がりやすい2.4GHzと安定して速い5GHzの両方が使える
「11ac対応」のWiFiルーターを選ぶのが良いというわけです。

11acでないと光回線の通信速度が遅くなる?

11ac対応のWiFiルーターを選んだ方が良い理由として、
もう1つ通信速度の問題があります。

新しい規格である11acの通信速度が最大6.9Gbpsなのに対して、
1つ前の規格である11nは最大600Mbpsとなっています。

光回線の最大通信速度は1~2Gbpsですし、スマホやモバイルルーターの回線でも
機種によっては最大700Mbpsぐらい出ることもあります。
(1Gbps≒1000Mbps)

11n対応のWiFiルーターでは、最大1Gbpsの光回線を使っていても、
通信速度は最大600Mbpsに制限されてしまうということです。

回線のポテンシャルを最大限に引き出すためにも、
11ac対応のWiFiルーターを選んだ方が良いんですね。

家族で使うなら「MU-MIMO」対応機種を

家族で使う場合には、スマホやパソコン、ゲーム機などを
3台4台同時にWiFi接続することも多々あると思います。

このように複数の機器を同時にWiFi接続するのであれば、
複数のアンテナが付いていて「MU-MIMO」に対応した機種を選ぶ方が良いです。

外付けのアンテナが付いていない機種でも、
複数のアンテナが内蔵されているものもあります。

「MIMO」は、複数のアンテナを同時に使って通信することで、
通信速度を上げる通信技術です。

簡単に言うと、1本で100Mbps出るアンテナを2本使うことで
2倍の200Mbpsが出るといったようなことです。

ただMIMOだと1台ずつ処理するため、複数機器を接続すると、
処理中以外の機器では待機時間が発生してしまいます。

要するに、機器によって通信速度の速い遅いや
繋がりやすい繋がりにくいといったことが出てきてしまうわけです。

MIMOを発展させた「MU-MIMO」であれば、
複数のアンテナを使って複数の機器で同時に高速通信が使えるようになっています。

ですから、家族で複数機器を同時に接続する機会があるのなら、
MU-MIMO対応かどうかというところも気にしておいた方が良いですよ。

ただし、スマホやパソコンなど接続する側の機器が
MU-MIMOに対応していないと意味が無いので注意してください。

どうしても電波が届かない部屋があるなら中継器を使う

3階建てや4LDKどころではない大豪邸に住んでいる場合や、家の形状などの関係で、
どうしてもWiFiの電波が届かない部屋ができてしまうということもあると思います。

そんな場合には、中継器を使うのがオススメです。

コンセントに挿して、機種によってはボタン1つ押すだけで、
WiFiが使えるエリアを広げてくれます。

ただ、WiFiルーターも置き場所が重要でしたが、
中継器も同じように置き場所に気を付けないといけません。

そもそもWiFiルーターの電波が拾いにくいような場所に中継器を置いてしまうと、
その効果が十分に発揮されません。

かと言ってWiFiルーターに近すぎると、
目当ての部屋までWiFiの電波が十分に届かないことになってしまいます。

そこでバッファローなど各メーカーは、
中継器の最適な置き場所を探すためのガイドアプリを提供しています。

なので中継器を利用する場合は、メーカーのガイドアプリを使って、
最も良い位置に設置するようにしましょう。

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