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WiMAXの疑問

WiMAXでノーリミットモードが使えなくなるとどうなる?

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WiMAXは通信量無制限で使えなくなった?

自宅の固定回線代わりに、あるいはスマホの通信量不足を補うために、WiMAXの
モバイルルーターの利用を検討しているなんて人も多いのではないでしょうか。

通常モバイルルーターと言うと、スマホと同じように月間通信量に制限があって、
光回線などの代わりとしては使えないというイメージも強いと思います。

しかしWiMAXの場合には通信量無制限の料金プランがあり、
光回線など固定回線代わりとしても十分に使うことができます。

さらにモバイルルーターですから持ち運び可能で、固定回線代わりとしてだけでなく、
外出時のスマホの回線としても使えるんですね。

しかし一部のネットなどで、2018年3月末を持ってWiMAXのノーリミットモードが
使えなくなったというニュースを見聞きしたことがあるかもしれません。

ノーリミットモードすなわち無制限モードが使えなくなったと言うことは、
WiMAXを通信量無制限で使うことができなくなったんじゃないかと思っちゃいますよね。

そこで、WiMAXでノーリミットモードが使えなくなったというのはどういうことなのか、
本当にWiMAXが通信量無制限じゃなくなったのかなどについて詳しく見ていきましょう。

ノーリミットモードは旧回線が使えるモード

現在WiMAXで利用できる通信モードは
 ・ノーリミットモード
 ・ハイスピードモード
 ・ハイスピードプラスエリアモード
の3つとなっています。

それぞれ通信で使う回線が違っており、
 ・ノーリミットモード・・・WiMAX
 ・ハイスピードモード・・・WiMAX2+
 ・ハイスピードプラスエリアモード・・・auの4GLTE
となります。

現在のWiMAXの主力回線は「WiMAX2+」であり、
「WiMAX」というのは旧主力回線なんですね。

ノーリミットモードが使えなくなるというのは、単純に旧主力回線が
使えなくなるというだけで、特にWiMAXのサービスに大きな影響は無いんです。

実際ハイスピードモードでも通信量無制限のプランは利用できます。

なのでノーリミットモードが使えなくなるからと言って、
イコールWiMAXが無期限でなくなるというわけじゃありませんよ。

ノーリミットモードが使える機種がほとんど無い

ノーリミットモードが使えなくなってもWiMAXのサービスに大きな影響が無い、
と先に書きました。

その証拠として、現在利用できるWiMAXの端末でノーリミットモードが
使えるものってほとんど無いんです。

公式オンラインショップで購入できる機種で、
ノーリミットモードが使えるのは「WX01」のみとなっています。

WX01は公式オンラインショップで購入できる一番古い機種であり、
比較的新しい機種は全てノーリミットモードには対応していません。

要するに、ほとんどの機種でノーリミットモードが使えないんですから、
ノーリミットモードが使えなくなったとしても影響がないというわけなんですね。

ノーリミットモードは現在でも使える?

一部のネットサイトなどで、以前からWiMAXのノーリミットモードは
2018年3月末で終了すると言われていました。

しかしこれは公式には発表されておらず、
WiMAXユーザーなどの推測でしかなかったんですね。

少し難しい話になりますが、WiMAXが使える電波の帯域には限りがあります。

「8×8MIMO」という新しく始めるサービスのために帯域を空けないといけないので、
旧主力回線である「WiMAX」が終了すると推測されたというわけです。

ところが2018年7月現在でも、
公式にはWiMAXでノーリミットモードが使えなくなったという発表は行われていません。

また公式サイトを見ても、
相変わらずノーリミットモードが使えるという趣旨のことが書かれています。

公式サイトにノーリミットモード終了に関することが全く書かれていないので、
いつまで使えるのかということも分かりません。

ただ公式に発表されていない以上は、
現在でも対応機種でノーリミットモードが使えるということになるんじゃないでしょうか。

ノーリミットモードってどんなもの?

現状でも使える術がほとんどありませんし、今後使えなくなる可能性が高いんですが、
ノーリミットモードがどういうものなのかというのも気になるかもしれません。

ノーリミットモードは、通信量に関する制限が一切ありません。

通信量に制限が無いのは、
ハイスピードモードを無制限プランで使った場合と同じじゃないの?と思いますよね。

確かにハイスピードモードを無制限プランで使うと「月間通信量」は
無制限になるんですが、完全に無制限ってわけじゃないんです。

実はハイスピードモードには、料金プランに関係無く、
「3日間で10GB」という制限が設けられています。

1か月間にいくら通信量を使っても制限を受けませんが、
3日間で10GB以上使うと通信速度が制限されてしまうわけです。

ノーリミットモードは、月間通信量に加えて、3日間の通信量にも制限がありませんから、
完全無制限の使い放題ということになります。

かつてはこれが標準サービスだったんですから、驚きですよね。

ノーリミットモードは無料で使える

現在公式に販売されている端末のほとんどが、標準モードであるハイスピードモードに
加えて、ハイスピードプラスエリアモードが使えるようになっています。

このハイスピードプラスエリアモードでは、auのLTE回線が使えます。

「WiMAX2+」よりauのLTE回線の方が対応エリアが広いので、
ハイスピードモードで通信できない場所では重宝します。

WiMAXの運営会社である「UQコミュニケーションズ」とauは同じKDDIグループ
とは言え、別の会社の回線を使うわけですからタダというわけにはいきません。

ハイスピードプラスエリアモードを使うと、月額1,005円の追加料金が請求されます。
(使った月のみ、使わなければ請求されない)

一方自社の旧主力回線である「WiMAX」を使うノーリミットモードは、
いくら使っても追加料金は請求されません。

すなわちノーリミットモードは無料で使えるんですね。

ノーリミットモードの役目は終わった

通信量無制限の完全使い放題で、しかも追加料金無しの無料で使える
ノーリミットモードが終了するなんてもったいないように思いますよね。

しかしノーリミットモードの役目は終わっており、
WiMAXユーザーの中にもノーリミットモードが使えなくなることを
もったいないと思っている人は少ないんじゃないでしょうか。

現在の主力回線である「WiMAX2+」がサービスを開始した当初は、
旧主力回線の「WiMAX」よりも対応エリアが狭かったんですね。

そのためノーリミットモードが使えても、
ハイスピードモードが使えないという地域が結構多かったようです。

ハイスピードモードの対応エリアの狭さをカバーするというのが、
ノーリミットモードの役目の1つでした。

ところが現在では「WiMAX」よりも「WiMAX2+」の方が対応エリアが広くなっています。

と言うことは、ノーリミットモードが使えてハイスピードモードが使えないという地域が
ほとんど無くなったということなんですね。

「WiMAX2+」は日本全国の広い地域で利用できるようになっていますから、
対応エリアの狭さをカバーするという「WiMAX」の1つの役目が終わっています。

WiMAXの速度制限が緩い

スマホで月間通信量をオーバーすると、
最大128Kbpsというガラケー並に通信速度が制限されてしまいます。

ガラケー並の通信速度だと、画像1枚読み込むのにも時間が掛かりますから、
まともにインターネットが使えません。

「WiMAX2+」のサービスが開始された当初は、無制限プランが無く、
月間7GBのプランしかありませんでした。

そこで「WiMAX2+」で通信量オーバーによる通信制限を避けるために、
ノーリミットモードがよく使われていたわけです。

ところが「WiMAX2+」でも無制限プランが使えるようになり、
月間通信量オーバーによる通信制限の心配が無くなります。

無制限プランが使えるようになるのに伴い「3日間で3GB」(当時)という制限が
設けられましたが、こちらの制限も緩く設定されます。

WiMAXの3日間の制限では、通信速度はガラケー並になることはなく、
1Mbps前後出るようになっています。

1Mbpsだと、動画はかなり画質を落とさないと見られませんが、
ネットサーフィンやSNSぐらいなら「ちょっと重い」ぐらいで使うことができます。

制限を受けても、画質さえ落とせば動画も見られるぐらいの通信速度は
出るわけですから、わざわざノーリミットモードを使う必要が無いんですね。

ノーリミットモードの通信速度が遅くなった

ノーリミットモードが必要とされなくなった理由の1つとして、
「ノーリミットモードの通信速度が遅くなった」ということも挙げられます。

「WiMAX」が主力回線だった頃は、通信速度が最大40Mbpsでした。

当時でもそれほど速くはありませんが、まだ高画質な動画や画像が少ない頃ですから、
これぐらい出ていれば十分使えたんですね。

しかし「WiMAX2+」が主力になると、「WiMAX」の通信速度は徐々に遅くなり、
最終的に最大13.3Mbpsしか出なくなってしまいます。
(現在「WiMAX2+」は最大758Mbps)

先にもWiMAXが使える電波の帯域に制限があるという話を書きました。

「WiMAX2+」ユーザーが増えるのに伴い、
「WiMAX」で使っていた帯域を「WiMAX2+」で使うように変えていきます。

「WiMAX」に使える帯域が少なくなった結果、通信速度が遅くなってしまったんですね。

実測値で見ても、ハイスピードモードだと大体数十Mbpsぐらいは出ますが、
ノーリミットモードだと1~3Mbpsぐらいしか出ません。

実測値で1~3Mbpsだと、ハイスピードモードで3日間の制限を受けている時の
通信速度とほとんど違いがありません。

ハイスピードモードで制限を受けたまま使うのと変わらない通信速度しか出ないので、
わざわざノーリミットモードを使う必要が無いとなったわけです。

ノーリミットモード対応機種で手動切り替えができなくなった

過去に販売されていたノーリミットモード対応機種では、
ハイスピードモードとノーリミットモードを手動で切り替えることができました。

なので好きな時に通信モードを切り替えて、
通信量を節約するということができたんですね。

ところが現在販売されているノーリミットモード対応機種では、
通信モードの手動切り替えができません。

「WiMAX2+」非対応で「WiMAX」対応という地域に行くと、
自動的にノーリミットモードに切り替わるようになっているんです。

ですから好きな時にノーリミットモードを使うということができず、「WiMAX2+」非対応で
「WiMAX」対応の地域に行かないとノーリミットモードが使えないわけです。

「WiMAX2+」の方が対応エリアが広くなった現在では、
そういった地域を探すことすら簡単じゃありません。

手動で切り替えができて、使いたいときに使えてこそノーリミットモードは有効です。

しかし自動切り替えで、使いたいときに使えないんじゃあ、
ノーリミットモードは必要無いとされても仕方ないですよね。

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