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ADSLが終了、その原因は?乗り換え先はフレッツ光のみ?

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ADSL終了へ、早めに乗り換えの検討を

2017年にNTT東日本とNTT西日本は、
「フレッツADSL」のサービス提供を2023年1月末で終了することを発表しました。

それに伴ってフレッツADSLユーザーの元には、NTTや利用しているプロバイダから
光回線などへの乗り換えを勧めるお知らせが届いていると思います。

とは言え、新たにフレッツADSLに申し込むことはできませんが、
現在使っているフレッツADSLがすぐに使えなくなるというわけではありません。

使えなくなるのは2023年1月末ですから、まだあと約4年半ありますし、
2020年東京オリンピックの時には余裕で使えますね。

ただ、悠長に構えていると4年半なんてあっと言う間で、
直前になっても乗り換え先が決まっていないなんてことにもなりかねません。

またフレッツADSLの終了直前になると、駆け込み需要で、
光回線の工事が3か月待ちということだって十分に考えられます。

どのみちフレッツADSLは使えなくなるわけですから、焦る必要はないとは言え、
今の内から乗り換える先を検討しておいた方が良いと思いますよ。

すべてのADSLが終了するわけじゃない

2023年に終了することが発表されたのはNTTのフレッツADSLであり、
全てのADSLが2023年に終了するわけではありません。

日本で利用できる(できた)ADSLサービスは
 ・NTTのフレッツADSL
 ・アッカネットワークスのアッカADSL
 ・Yahoo!BBのYahoo!BB ADSL
の3つです。

この内アッカADSLは、運営会社がソフトバンク傘下に入ったため、
2017年にサービスを終了しています。

So-netADSLや@niftyADSLなどはアッカADSLを使ったサービスであり、
これらのユーザーは一足早くサービス終了の憂き目に遭っているんですね。

Yahoo!BB ADSLについては、現状サービス終了のお知らせは無く、
新規申込も締め切っていません。

通常こういったサービスでは、新規申込の受付を終了し、
その後サービス自体を終了するという流れが一般的です。

なので現状で新規申込の受付も締め切っていないということは、
Yahoo!ADSLは2023年以降も使える可能性があるのではないでしょうか。
(もちろん急に終了の発表があるかもしれませんが・・・)

フレッツADSLが終了する原因は?

では、現状でもユーザーがたくさん居るにも関わらず、
NTTはフレッツADSLのサービス提供を終了してしまうのでしょうか?

大きな原因の1つとして考えられるのが、「急激な利用者数の減少」です。

ADSLは2000年ごろにサービスを開始し、
ピークだった2011年には全体で800万件以上の利用者が居ました。

ところがその後、光回線やWiMAX・ワイモバイルなどの次世代通信回線が登場し、
そちらに利用者が奪われていきます。

そしてピークから僅か5年後の2016年には、
何と290万件足らずにまで減少してしまうんですね。

2015年に光コラボレーションが始まるんですが、
2014年から2015年の1年間で実に44万件も利用者が減っています。

NTTのフレッツADSLだけを見ても、
2006年に東西合わせて500万件以上でピークを迎えます。

しかし2006年末にNTT東日本で、
2007年初めにはNTT西日本でフレッツ光に利用者数が逆転されてしまいます。

その後減少し続け、2014年には東西合わせて150万件足らずとピーク時の
3分の1以下まで減ってしまったんですね。

いくらNTTと言えども、ある程度利用者数を確保できないと事業継続は難しいですから、
利用者が減り続けているADSLは終了せざるをえないんだと思います。

2025年問題

NTTがフレッツADSLを終了させる大きな原因としてもう1つ
「2025年問題」も挙げられます。

あまり聞き慣れない言葉かと思いますが、NTTでは2025年を目途に
アナログ電話回線を廃止し、光回線への移行を進めているんです。

現在でも光回線のオプションなどで「ひかり電話」が使えますが、
これからはこちらの光電話に軸足を移そうというわけです。

ADSLはアナログ電話回線を使ってインターネットに接続しています。

なので大元であるアナログ電話回線が廃止されてしまうと、
ADSLも使えなくなってしまうということなんですね。

「じゃあADSLだけじゃなくて、アナログ電話も使えなくなるの?」と心配になりますよね。

それは安心してください、NTTが変換装置を取り付けるので、
アナログ電話は2025年以降もそのままで使い続けることができます。

変換装置でアナログ電話が使えるのであれば、恐らく同じように変換装置を
取り付けることでADSLも引き続き使えるようにできるんだとは思います。

しかしADSLは利用者数の増加が見込めませんし、何よりアナログ電話回線維持の
ためにNTTは毎年1000億円近い赤字を出していると言われています。

要するに、「お荷物」となりつつあるADSLをこれ以上提供し続けるメリットが
NTTに無いってことなんでしょうね。

でもアナログ電話もADSL同様に、
携帯電話の普及で加入者が減り続けていると言われています。

とりあえず2025年以降しばらくは大丈夫だとしても、
将来的にはアナログ電話も安泰とはいかないかもしれないですね。

部品が無く、メンテナンスもできない

ADSLの利用者が減り、赤字を出しているということも大きいんですが、
ADSL用の部品が無く、メンテナンスができないという状況にもなっているんです。

フレッツADSLはサービス開始から15年以上、ピークアウトしてから
10年以上経っており、点検部品やモデムの製造が終了しています。

NTTはある程度ストックを確保しているでしょうが、年々修理・交換の件数も
増えてくるわけで、近い将来ストックが枯渇するのは火を見るよりも明らかです。

メンテナンスができれなければ、十分なサービスの質を維持できませんよね。

なので修理・交換に必要な部品の製造が終了した、
というのもADSL終了の大きな原因なんですね。

フレッツADSLの乗り換え先はフレッツ光1択?

フレッツADSLユーザーの元には、「ADSLの終了」のお知らせとともに
「フレッツ光への乗り換え」を勧めるお知らせも届いていると思います。

フレッツADSLを使っていて、それが終了するわけですから、その後継サービスと
言っても良いフレッツ光に乗り換えるというのが自然な感じですよね。

2000年当時は自宅で使えるインターネット回線の選択肢は多くありませんでした。

しかし現在では、フレッツ光以外にも、
自宅で使えるインターネット回線の選択肢は数多くあります。

フレッツADSLが終了するまで約4年半あるわけですから、安直にフレッツ光を
選ぶのではなく、自分に合ったものをじっくりと探してみるのも良いのではないでしょうか。

同じ光回線でも光コラボレーション

例えば同じ光回線に乗り換えるにしても、フレッツ光ではなく、
光コラボレーションという選択肢もあります。

光コラボレーションは、
スマホでいうところの「格安SIM」だと考えると分かりやすいのではないでしょうか。

それぞれの事業者がNTTからフレッツ光の回線を借りて、
独自の料金体系や付加価値を付けて提供するサービスのことです。

中には月額料金がフレッツ光より大幅に安いところもありますし、
申し込むだけで数万円のキャッシュバックが貰えるなんてところもあります。

またドコモ光やソフトバンク光などのように、特定のキャリアのスマホと
セットにすることでスマホ代が割引される場合もあるんですね。

回線自体はNTTのフレッツ光ですから、
「通信の質」に関しては光コラボレーションでも問題無いと思いますよ。

光コラボレーション事業者は100社以上ありますから、時間をかけて吟味すれば、
自分に合ったものを必ず見つけることができるのではないでしょうか。

auひかり、NURO光、電力会社系の光回線サービス

光コラボレーションのようにフレッツ光回線を借りるのではなく、
 ・auひかり
 ・NURO光
 ・電力会社系の光回線サービス
などのように独自の回線を使って提供しているサービスもあります。

光回線の通信速度と言えば最大1Gbpsという場合が多いですが、
NURO光は最大2Gbpsとなっています。

auひかりは、auのスマホとのセット割はもちろん、
電気とセットにすることで毎月の電気代が安くなったりします。

電力会社系の光回線サービスも、格安SIMとのセット割や電気とのセット割で、
家の固定費をお得にすることができます。

ただ、フレッツ光や光コラボレーションがほぼ日本全国で使えるのに対して、
こうした独自回線のサービスは使える地域が限られています。

auひかりは、関東を中心に東日本では比較的広い地域で使えますが、
西日本だと使えない地域も少なくありません。

NURO光は、関東・東海・関西でしかサービスを提供しておらず、
それ以外の地域では当然利用できません。

電力会社系の光回線サービスは、基本的に電力会社管内でしか利用できません。

しかも光回線サービスを行っているのは西日本の電力会社が中心で、
東日本の電力会社ではほとんど行われていません。

独自の光回線サービスというのは魅力的なものも多いんですが、
使える地域が限られているというのが「玉に瑕」ですね。

モバイルルーターという選択肢も

ADSLの乗り換え先として、少しトリッキーですが、
モバイルルーターという選択肢も十分にありえると思います。

モバイルルーターと言うと、通信量や通信速度の面で、
固定回線代わりとして使うには力不足というイメージが強いかもしれません。

しかしこの数年モバイルルーターは進化しており、
固定回線代わりが十分務まるぐらいにまでなっているんです。

例えばWiMAXやワイモバイルには、月間通信量無制限のプランが用意されています。

ですから、スマホのように月末には使える通信量が残り少なくなり、
インターネットが満足に使えなくなるといったことがありません。

また通信速度も最新機種では最大700Mbpsぐらいですから、
光回線には敵わないものの、ADSLよりは確実に速いです。

開通工事や面倒な初期設定は不要ですし、持ち運び可能なので引っ越し時には
住所変更の手続きさえしておけばそのまま使い続けることができます。

料金はWiMAXだとプロバイダによって月額3,000円台で利用できたりしますから、
光コラボレーションよりも安いんです。

またauスマホとセットで使うことで、セット割も適用されますよ。

ただモバイル回線だけに光回線に比べて不安定になりやすい、
さらには3日間で10GBの通信制限があるなどデメリットも少なからずあります。

ADSLから乗り換えることでインターネットの使い方が変わるというのであれば、
光回線にした方が良いかもしれません。

しかし使い方が変わらないというのなら、モバイルルーターで十分という可能性も
ありますから、選択肢に入れておいて損は無いと思いますよ。

-ADSLの疑問

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