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avastのブートタイムスキャンで潜在的なウイルスを見つける

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avastは無料版でもブートタイムスキャンができる

同じパソコンを何年か使っていると、
買った当初より起動に時間が掛かるようになってきたりします。

自分が使いやすいようにカスタマイズしていく上で、
色んなソフトウェアをインストールすることもありますよね。

ソフトウェアによってはパソコンの起動時間に影響を与えるものもありますし、
それこそセキュリティソフトなんてその最たるものと言っても良いぐらいです。

しかし場合によっては、知らない内にパソコンがウイルスに感染しており、
起動に時間が掛かるようになっていることもあるんです。

パソコンに侵入したウイルスが、起動時にバックグラウンドで活動していると、
当然起動に時間が掛かってしまいます。

「それならセキュリティソフトでスキャンしてウイルスを駆除すれば良い」と思いますよね。

しかしパソコンが起動し、
動き出してしまっているウイルスって簡単に駆除できないこともあるんですよね。

そこでパソコンの起動時、ウイルスが動き出す前に、セキュリティソフトによる
スキャンを行いウイルスを発見・駆除できるのが「ブートタイムスキャン」なんです。

このブートタイムスキャンという機能は、有料のセキュリティソフトには
搭載されていることも多いですが、avastの場合は無料版でも使うことができます。

avastでブートタイムスキャンを実行するには

ブートタイムスキャンのやり方は簡単で、まず画面下部にある
avastのアイコンをクリックして、avastのユーザー画面を表示させます。

「プロテクション」→「アンチウイルス」→「その他のスキャン」へと進み、
「ブートタイムスキャン」を選択します。

そうするとスキャン画面が表示されるので、
画面真ん中辺りにある「特別な定義をインストールする」をクリックしましょう。

ちなみにこの特別な定義というのは、
avastのクラウドデータベース上に保存されている「ウイルスの定義」のことです。

これをダウンロードしておくことで、
最新のウイルスも発見することができるようになります。

ウイルスの定義がダウンロードできたら、
「PCの次回再起動時に実行」をクリックしましょう。

これで後はパソコンを再起動すれば、起動時にブートタイムスキャンが実行されます。

ブートタイムスキャンの設定を変更する

「その他のスキャン」画面へ進み、ブートタイムスキャンの項目右上にある
歯車マークをクリックすると、ブートタイムスキャンの設定を変更することができます。

変更できるのは
 ・スキャンの領域
 ・ヒューリスティックの感度
 ・処理
です。

まず「スキャンの領域」ですが、初期設定では「システムファイルのみ」となっています。

ウイルスはどこに潜んでいるか分かりませんから、
できれば「全てのハードディスク」をスキャンした方が良いと思います。

ただ結構時間が掛かるので、
全てのハードディスクをスキャンするのは時間に余裕があるときにしましょう。

次に「ヒューリスティックの感度」ですが、これはウイルスの定義には無いけれども、
怪しい潜在的なウイルスを見つける感度のことです。

感度を上げれば当然ウイルスの検知率も上がるんですが、
同時に誤検知の確率も上がってしまいます。

なのであまり感度を上げても効率が悪いので、これは特に変更する必要は無く、
初期設定のままで良いのではないでしょうか。

処理の仕方は6種類

最後に「処理」ですが、これはウイルスなどパソコンに脅威を与える恐れがあるものが
見つかった場合の処理方法を選びます。

選択できる処理方法は
 ・自動的に処理する
 ・チェストに移動
 ・修復
 ・尋ねる
 ・削除
 ・何もしない
の6つで、初期設定では「自動的に処理する」となっています。

まず「自動的に処理する」は、
まずウイルスに感染している恐れがあるファイルの修復を行います。

修復できない場合にはチェストに移動させ、
それもできない場合には感染の恐れのあるファイル自体を削除します。

要するに、セキュリティソフトが
 ・修復
 ・チェストに移動
 ・削除
の順で自動的にウイルスを処理してくれるということです。

「チェストに移動」でウイルスを完全隔離

次の「チェストに移動」ですが、ウイルス感染の恐れがあるファイルを
ウイルスチェストというパソコン内で完全に隔離された場所へ移動させます。

ウイルスチェストは完全に隔離されているので、チェスト内のファイルが
チェスト外にあるファイルに影響を与えることはありませんし、逆も然りです。

ウイルスチェストに隔離されたファイルを
 ・潜在的なウイルス
 ・誤検出
として「アバスト脅威研究所」というところに報告することもできます。

ウイルスチェスト内に隔離されたファイルは、完全に削除することもできますし、
復元させることも可能です。

誤検出によって、全く問題無いファイルをウイルス感染の恐れありとして
ウイルスチェストに移動させてしまう場合もあります。

ただブートタイムスキャンでウイルス感染の恐れありとされたファイルを、
全く問題無いと判断するにはかなり高度なコンピュータの知識が必要です。

復元させることで再びウイルスをパソコン内にバラまいてしまう恐れもありますから、
余程コンピュータに詳しくない限りは、下手に触らない方が良いかもしれませんね。

「修復」はファイルそのものウイルスだと何もできない

「修復」は、ファイル内でウイルスに感染した部分のみを削除し、
ファイル自体はそのまま使えるようにする処理方法です。

「自動的に処理する」で一番初めに行われることですし、
ウイルス感染した部分だけ削除するんですから、最も適切な処理方法に思えますよね。

ただファイル全体がウイルスに感染している場合には、修復のしようがありません。

ですから処理方法として「修復」を選んでいて、ファイルそのものがウイルスというものを
見つけた場合には、何の処理もされずウイルスが残ってしまう恐れがあります。

「尋ねる」は脅威が見つかる度に処理方法を選ぶ

次の「尋ねる」ですが、ブートタイムスキャン中にウイルス感染の恐れがあるファイルが
見つかると通知され、その都度処理方法を選びます。

選ぶ処理方法は
 ・チェストに移動
 ・修復
 ・削除
 ・何もしない
になると思いますが、どれを選択するかは結構高度な判断力が必要ですよね。

コンピュータに関する知識には自信があり、誤検出で重要なファイルが、
ウイルスチェストに移動させられたり、削除されたら困るという場合には
「尋ねる」にしておくのも良いかもしれませんね。

ただブートタイムスキャン中はパソコンの前から離れられませんが・・・。

「削除」は悪の根源を絶つ

次の「削除」は、文字通りウイルス感染の恐れがあるファイルを恒久的に削除します。

通常はファイルを削除しても、特別な方法を使えば復元できることがあります。

事件の捜査で、警察が容疑者の使っていたパソコンの削除されたデータを
復元したなんていうことをよく聞きますよね。

しかしブートタイムスキャンの処理方法としての「削除」は、
恒久的ですから二度と復元されないものと思われます。

本当にウイルス感染しているならそれでも良いんですが、
万が一誤検出の場合には復元できないのはちょっと厳しいですね。

「何もしない」は本当に何もしない

最後に「何もしない」ですが、これは文字通り、
ウイルス感染の恐れがあるファイルが見つかってもスルーするということです。

処理方法を「尋ねる」にしていて、
誤検出の疑いがある場合に「何もしない」を選ぶことはあると思います。

ただ最初から「何もしない」を選ぶということは、
ウイルス感染の恐れがあるファイルを見つけてもそのまま放っておくということです。

ウイルスを見つけるだけで処理しないってことは、
ブートタイムスキャンを行うこと自体意味が無くなってしまうのではないでしょうか。

ブートタイムスキャン中は見たことも無い画面になる?

普通にパソコンの再起動を行うと、
いつも見慣れた起動画面がディスプレイに表示されます。

ところが再起動時にブートタイムスキャンを行うようにしていると、
見たこと無い画面がディスプレイに現れます。

OSの種類によって多少違ったりしますが、
青や黒の画面に何やらアルファベットがずらずらっと出てきます。

パソコンにあまり詳しくない人は、恐らく見慣れないこの画面を見ただけで、
ちょっと焦ってしまうかもしれません。

しかしこれがブートタイムスキャンの標準的な画面表示であり、
ブートタイムスキャンが終了すれば、いつもの見慣れた起動画面へと切り替わります。

ブートタイムスキャン中はキーボード操作のみ有効なんですが、
焦って色んなボタンを押したりしないようにしましょう。

ブートタイムスキャンですぐに終わるの?

ウイルスが見つかるならブートタイムスキャンを行いたいけど、どれぐらい時間が
掛かるのか分からないから実行しにくいということもあるかもしれません。

大手質問サイトなどでブートタイムスキャンに掛かる時間を調べると、
 ・数十秒で終わる
 ・「全てのハードディスク」をスキャンしても30分掛からない
という意見が見られます。

スキャンの領域を狭くしていれば数十秒で終わることはあります。

また新品でほとんど使っていないパソコンあれば、
「全てのハードディスク」をスキャンしても30分掛からないこともあるでしょう。

しかしインターネットを使い、いくつかソフトウェアもインストールしているような
パソコンだと、フルスキャンが30分で終わることは無いと思います。

全てのハードディスクをスキャンするのであれば、
2時間ぐらい掛かると思っておいた方が良いでしょう。

処理方法を「尋ねる」以外にしておけば、ウイルスが見つかっても勝手に処理して
くれますから、別にパソコンの前に2時間張り付いておく必要はありませんよ。

ブートタイムスキャンを中断する方法は?

パソコンの前に張り付いていなくても良いとは言え、
2時間も掛かるとなると途中でスキャンを中断したくなることもあると思います。

あるいは、時間が無い時に間違ってブートタイムスキャンを実行してしまうなんてことも
あるかもしれません。

そんな時のために、ブートタイムスキャンは中断できるようになっています。

ブートタイムスキャン中の画面にも英語で書いているんですが、
キーボードの「Esc」を押すと中断され、通常の起動画面へと切り替わります。

ブートタイムスキャンしたことが原因でパソコンが立ち上がらなくなる!?

ブートタイムスキャンでは、ウイルスが動き出す前に見つけて駆除することができます。

ところがウイルスの中には、「イタチの最後っ屁」よろしく、ブートタイムスキャンで
駆除されるとWindowsを立ち上げられなくしてしまうものがあるんだとか。

ウイルス駆除を目的にブートタイムスキャンを行ったのに、
それが原因でWindowsが立ち上がらなくなるということになってしまいます。

なのでブートタイムスキャンを実行する前には、
必ずパソコンデータのバックアップをしっかり取っておきましょう。

バックアップを取っておけば、Windowsが立ち上がらなくなった場合だけでなく、
誤検出で重要なファイルが削除されてしまった場合でもデータの復元が可能ですよ。

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