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モバイルルーターをメイン回線とすることは可能なのか?

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モバイルルーターをメイン回線として使うことはできる?

外出先でノートパソコンやタブレットをインターネットに繋ぐために、
モバイルルーターの利用を検討している人も多いと思います。

しかしスマホや自宅の光回線に加えてモバイルルーターも持つとなると、
毎月の通信費負担が大きくなってしまいます。

そこで通信量無制限のモバイルルーターをメイン回線として、外出時はもちろん、
自宅の固定回線代わりとしても使おうと考えている場合もあるかもしれません。

では実際に、通信量無制限とは言え、
モバイルルーターを固定回線代わりのメイン回線として使うことはできるのでしょうか?

結論から言うと、通信量無制限のモバイルルーターを固定回線代わりの
メイン回線として使うことはできます。

一人暮らしの場合は、
そうした方がむしろ金銭的にもデータ容量的にもメリットが大きいのではないでしょうか。

またモバイルルーターサービスの代表格であるWiMAXには、ホームルータータイプの
端末もあるので、メイン回線として十分に役割を果たせると思いますよ。

モバイルルーターをメイン回線にすると通信費が大幅に節約できる

モバイルルーターをメイン回線として使う最大のメリットは、
何と言っても「通信費の大幅な節約」ができるということです。

例えば、ドコモスマホとドコモ光をセットで利用していて、
スマホの料金プランが「シンプルプラン+ベーシックパック(~5GB)」だとします。

この場合の毎月の料金は
 ・ドコモのスマホ・・・6,280円
 ・ドコモ光・・・5,200円
 ・セット割・・・-800円
で合計10,680円となります。
(自宅は一戸建てで、長期利用割引は考慮しない)

これにWiMAXやワイモバイルで通信量無制限のモバイルルーターを使うと、
月額4,380円がプラスされます。

対してモバイルルーターをメイン回線とする場合、セット割が無くなりますが、
ドコモ光の料金分が不要になるので、当然その分安くなります。

またドコモでは、スマホの基本プランを「カケホーダイ」にすると、
パケットパック無しで利用することができるようになっています。

それを利用すれば、
 ・ドコモのスマホ・・・3,000円(カケホーダイ+spモード)
 ・通信量無制限のモバイルルーター・・・4,380円
の合計7,380円に通信費が収まるんですね。

スマホに光回線とモバイルルーターの両方を利用する場合と比べると半額以下ですし、
スマホと光回線を利用する場合と比べても3,000円以上安くなります。

WiMAXでさらに安くなる可能性も

通信量無制限のモバイルルーターと言うとWiMAXとワイモバイルが有名ですが、
料金の安さではWiMAXに分があるんです。

無制限プランの通常料金はともに4,380円ですが、
WiMAXには料金を安く設定しているプロバイダがいくつかあります。

例えば、GMOとくとくBBだと3,344円ですし、
カシモWiMAXやSo-netであれば3,380円で無制限プランが使えます。

ワイモバイルにはそもそもプロバイダのようなものがほとんどありませんから、
無制限プランを安く使うことができません。

こうした3,000円台で無制限プランが使えるWiMAXプロバイダを選ぶことで、
スマホ代と合わせて6,000円台で済ませることも可能なんですね。

WiMAXは3年以上の長期利用で料金が高くなることも

無制限プランが3,000円台のWiMAXプロバイダを利用する際には、
注意しなければいけないことがあります。

例えばUQWiMAXのように、通常の4,380円でサービス提供しているプロバイダでは、
何年使っても料金が変わりません。
(3年目以降に料金が高くなるプロバイダもある)

ところが無制限プランが3,000円台で使えるプロバイダは、
総じて3年あるいは4年と利用期間が長くなることで料金が高くなります。

先に名前の出てきたGMOとくとくBBの場合は、最初の2年間は3,344円なんですが、
3年目以降は4,263円と900円以上料金が値上がりします。

カシモWiMAXも3年目以降は4,079円と約700円高くなりますし、
So-netは4年目以降4,379円でこちらも約900円高くなってしまいます。

なので通信費をできるだけ安く保とうとするのであれば、2年あるいは3年の
契約期間が終わるごとにプロバイダの乗り換えをしなければなりません。

モバイルルーターは工事不要なので初期費用も安い

光回線を新しく開通したり乗り換えたりする場合には、開通・撤去の工事が必要で、
その費用は当然ユーザー負担です。

開通に掛かる工事費は、比較的安いフレッツ光やドコモ光でも
 ・一戸建て・・・18,000円
 ・集合住宅・・・15,000円
ですし、高いところだと30,000円以上掛かることもあります。

解約や乗り換えの際に掛かる撤去費用は、フレッツ光や光コラボレーションでは
無料ですが、他の回線だと20,000円以上請求されることもあるんですね。

乗り換えで開通と撤去両方の工事が必要な場合には、
工事費だけで60,000円以上掛かってしまうことも考えられるわけです。

その点モバイルルーターは開通にも乗り換えにも工事は必要ありませんから、
当然工事費なんてものは発生しません。

光回線だと工事費がネックで乗り換えがしにくかったりもするんですが、
モバイルルーターだとそういう心配もありませんよ。

工事不要にはこんなメリットも

工事不要のモバイルルーターは、特に一人暮らしの女性向けのサービスでもあります。

光回線の開通工事は、室内に光ファイバーケーブルを引き込んで回線の終端装置を
設置するので、当然工事業者は室内でも作業を行います。

工事業者とは言え、見ず知らずの男の人が自分の部屋に入ってくるというのは、
女性としてはあまり気持ちの良いものではありませんよね。

こうした一人暮らしの女性向けに、女性作業員が開通工事をしてくれるサービスも
以前は行われていたんですが、現在は行われていません。

もちろん工事業者は変なことを絶対にしませんが、
漠然とした不安や気持ち悪さはどうしても拭いきれないと思います。

モバイルルーターは工事不要ですから、新規申込であろうと乗り換えであろうと、
男性の工事業者が部屋に入ってくることはありません。

工事不要と言うのは、お金や手間が掛からないだけでなく、
女性にやさしいというメリットもあるんですよ。

モバイルルーターをメイン回線にするデメリットは?

何事もメリットばかりでデメリットが無いなんてことはありませんから、
モバイルルーターをメイン回線として使うデメリットも当然あります。

まず第1に、通信速度や安定性などといったいわゆる「通信の質」が、
モバイルルーターでは光回線より劣ってしまいます。

光回線の最大通信速度が1Gbps以上で、
モバイルルーターは一番速いWiMAXの最新機種でも最大700Mbpsぐらいです。

最大通信速度で30%以上の差がありますから、
当然実測値でも30%あるいはそれ以上の差が出る可能性が高いですね。

実際ネットの口コミを見ると、光回線だと実測で700Mbps800Mbps出ている人も
居ますが、モバイルルーターだとせいぜい100Mbpsを超えれば良い方です。

安定性においても、光回線はルーターとパソコンを有線接続すれば、
基地局から自宅のパソコンまでが有線で繋がることになります。

対してモバイルルーターは、基地局とモバイルルーター、
モバイルルーターとパソコンやスマホの間の通信は無線で行います。

光回線を有線接続にしていると、通信障害でも発生しない限りは、
通信が途切れることはほぼ無いと言って良いでしょう。

しかしモバイルルーターの無線接続だと、極端な話、
近くを人が通っただけでも通信が切れてしまう恐れがあります。

モバイルルーターはオンラインゲームのプレイには向かない?

無線接続で不安定という部分にも関係しますが、
モバイルルーターはオンラインゲームのプレイにはあまり向いていません。

パソコンにしろスマホにしろ、オンラインゲームをプレイする上では
安定性とともに「応答速度の速さ」が何よりも重要です。

通信速度は2~3Mbpsも出ていれば十分な場合も多いですから、
オンラインゲームでは通信速度の速さはあまり求められません。

回線の応答速度は「Ping値(ms)」で表され、このPing値の数値が小さいほど
応答速度が速くオンラインゲームに向いているということになります。

光回線のPing値は大体20msぐらいで、
応答速度が速いと言われるNURO光だと10ms以下になることも珍しくありません。

対するモバイルルーターのPing値は、大体80~100ms程度だと言われています。

オンラインゲームをプレイする上でPing値は100msが限界で、100msを超えると
快適にプレイできないだけでなく、他のプレイヤーに迷惑を掛けてしまうんです。

なのでモバイルルーターでオンラインゲームができないわけではありませんが、
光回線の方がより向いているということになります。

オンラインゲームだけでなく、オンライントレードでも即応性が求められるので、
やはりモバイルルーターより光回線を使うべきですね。

モバイルルーターには通信制限がある

通信量無制限のモバイルルーターと言っても、
通信量が使い放題というわけではありません。

無制限プランのあるWiMAXやワイモバイルでは、利用プランに関係無く、
3日間で10GB以上使うと通信制限を受けることになります。

1人で使う場合には3日で10GBを超えることはそう無いと思いますが、
高画質動画を長時間見たり、
オンライントレードなどでネットに繋ぎっぱなしだと超えることもあります。

またメイン回線となると家族で使うこともあるでしょうし、
複数人で使う場合には3日で10GBを超えることは頻繁にあるかもしれません。

制限時でも1Mbps程度は出るので、ネットサーフィンやSNSぐらいなら
問題無く使えますし、動画も標準画質にすれば見ることはできます。

実施期間も18時頃から翌1~2時頃まで7~8時間と制限としては緩いんですが、
基本的に無制限の光回線と比べると使い勝手が悪いと言わざるをえないですね。

通信量無制限のモバイルルーターは対応エリアが狭い

モバイルルーターには対応エリアの問題もあるので、
モバイルルーターをメイン回線として使いたいと思っても使えない場合があります。

WiMAXは人口カバー率99%以上で、
一応日本全国でどこでも使えるようにはなっています。

しかし一部の離島には電波が届いていませんし、
山間部もエリア外となっているところが多いですね。

それなら大手携帯キャリアのソフトバンク回線が使えるワイモバイルを使えば、
と思いますよね。

ところがワイモバイルの無制限プランでは、ソフトバンク回線ではなく、
AXGPという回線を使うことになります。

このAXGP、比較的新しい回線だけに基地局が十分整備されておらず、
今のところWiMAXよりも対応エリアが狭いんです。

関東は比較的広いエリアで繋がりますが、
関東以外の地域だと都市部と幹線道路沿いぐらいでしか繋がりません。

郊外やいわゆる田舎と言われるような地域では、
ワイモバイルの無制限プランは使えないと思った方が良いですよ。

SIMフリー端末と通信量無制限の格安SIMを組み合わせて使う方法だと、
対応エリアはWiMAXやワイモバイルより広くなります。

しかし通信量無制限の格安SIMは、
大抵通信速度が500Kbps以下の低速に抑えられています。

また格安SIMは大手携帯キャリアのLTE回線を使うものの、
安定性の面では大手携帯キャリアより劣っています。

なので通信速度や安定性を考えると、
WiMAXやワイモバイルよりも使い勝手が悪くなってしまう恐れが高いですね。

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